庭園めぐり51(大津市・住友活機園、法明院)

京都には、名園・庭園がたくさんあります。
休日には、あちこちの名園・庭園をめぐっています。
今回は、滋賀県大津市へ出かけました。

法明院は、園城寺（三井寺）の北院にあたり、1720年に創立されたものです。
庭園は、江戸時代前期の作と伝えられ、池を挟んで二段になっている珍しい造りの池泉回遊式です。
山の中腹にあり、眼下に琵琶湖を、遠くには三上山（近江富士）が眺望できます。

活機園は、住友の二代目総理事だった伊庭貞剛翁が隠居用の住まいとして1904年に建築されたもので、琵琶湖を望み、二階建てのアールヌーヴォー様式の洋館、和風邸宅の建物です。
庭園は、もともとの雑木をそのまま残し、木々に囲まれ四季折々の自然が味わえるようになっています。名神高速、新幹線の開通により、敷地は建築当時の約 1/6 の広さになったといいます。