庭 園 め ぐ り (53) |
退耕庵 | 妙法院 |
妙法院は、天台宗三門跡の一つである門跡寺院です。 庫裏は桃山時代の建築物で国宝、大書院は江戸時代の重文、狩野派による絢爛豪華な金碧障壁画なとがあります。 写真右は、大書院庭園で、伏見城より移したといわれており、約30坪の小庭で、飛び石本位とした池泉観賞式庭園です。 |
退耕庵は、東福寺塔頭の一つです。南北朝時代の創建ですが応仁の乱により荒廃し、その後安国寺恵瓊により再建されました。 茶室「作夢軒」は、豊臣秀吉の没後、石田三成、小早川、宇喜田らが徳川討伐の謀議をめぐらしたと伝えられている名席です。 写真右「真隠庭(南庭)」は、室町初期、開山性海霊見和尚の作庭といわれています。 |