| 庭 園 め ぐ り (5) |
| 桂離宮 |
| 今回は、桂離宮を紹介します。 桂離宮は、107代天皇・後陽成天皇の弟君・智仁親王が造営した八条宮家の別荘です。 （八条宮は、後に京極宮、さらに桂宮と改称される） 総面積約２万坪。桂川から水を引き（現在は井戸水）、細流や苑地、大小の築山を築いて人工的に自然景観を現出した廻遊式庭園です。 小堀遠州の造作といわれ、簡素を旨としながらも意匠を凝らした建築群と深山幽谷、あるいは海辺や田園の風景を効果的に配した、至上の美の空間を追求した庭園です。 宮内庁の管理で、参観には、宮内庁への申し込みが必要です。 庭園の中は撮影できません（現在、苔の養生のため）でしたので、一部資料を使用しました。 |
| 資料より |
| 桂川沿いの桂垣（笹垣） |
| 表門（特別の場合のみ使用） |
| 穂垣（竹垣/表門を挟んで） |
| 前庭 |
| 中は撮影できませんでしので、外側だけ写真に収めました。 さすが、宮内庁の管理、手入れがとどいています。美の極致を見た感じです。 申し込みは面倒ですが、中に入れば親切に案内してくれました。(H13.6.16) |