島 武 三
図表2-2. 各工程の必要時間 |
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製品Pに必要な時間 |
製品Qに必要な時間 |
合計時間 |
工程A |
(15×400=) 6000分 |
(15×300=) 4500分 |
10500分 |
工程B |
(15×400=) 6000分 |
(30×300=) 9000分 |
15000分 |
工程C |
(25×400=) 10000分 |
(10×300=) 3000分 |
13000分 |
工程D |
(10×400=) 4000分 |
(10×300=) 3000分 |
7000分 |
製 品 P |
売値: 9,000円/個 |
需要量: 400個/月 |
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時間が制約条件の下で、利益が最大になる組合せを検討する練習問題です。ちょっと、考えてみてください。
練習問題 2. 「将来にわたって企業が利益を出し続ける実践スループット会計」 冨岡萬守・栗原治夫著
(日本能率協会マネジメントセンター) より
PQ工場は、製品Pと製品Qを生産・販売しています。
需要量は、製品Pが 400個/月、製品Qが 300個/月、となっています。
PQ工場では、需要量の範囲内で、製品P、製品Qを生産し、販売しています。(注:在庫はありません)
製品Pと製品Qの加工プロセスと必要情報は、図表2-1のようになっています。
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製 品 Q |
売値:10,000円/個 |
需要量: 300個/月 |
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図表2-1. 製品Pと製品Qの加工プロセスと必要情報 |
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条件: ・A,B,C,Dは加工工程でリソース(設備と人)は各1セットずつある
・工程名の右の時間は製品1個を加工するに要する時間
・材料費は製品1個当りに必要な金額
・各工程の可能加工時間は、月 9600分(8時間×60分×20日)
・業務費用は、2,400,000円/月 |
製造工程は、工程A,B,C,Dと4つの工程があります。
全需要量、製品Pが 400個/月、製品Qが 300個/月の生産に必要な各工程の時間は、次のようになります。
それぞれの工程の可能加工時間は、月 9600分です。
工程A,B,Cの必要時間は、可能加工時間 9600分/月を超えています。
設問 2.
さて、可能加工時間内で、製品P、製品Qをどのように生産・販売すれば、利益が最大になるでしょうか。
その場合の、利益額は、いくらになりますか。
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