ポケコン・資金の時間的価値換算プログラムの使い方 | 島 武 三 | 2004.9.12 |
経済性工学 の 基礎 |
ポケコン・資金の時間的価値換算プログラムの使い方 | |||||||
変換パターン (メニュー)⇒ |
金額変換 【1】 |
利率計算 【2】 |
期間計算 【3】 |
等比の場合の金額変換 【4】 |
等差の場合の金額変換 【5】 |
報収がマチマチの 金額変換 【6】 |
費用がマチマチの 金額変換 【7】 |
「P」⇒「S」 | 【1】−@ | 【2】−F | 【3】−F | ||||
「S」⇒「P」 | 【1】−A | 【2】−F | 【3】−F | ||||
「P」⇒「M」 | 【1】−B | 【2】−G | 【3】−G | ||||
「M」⇒「P」 | 【1】−C | 【2】−G | 【3】−G | 【4】 | 【5】 | 【6】 | 【7】 |
「M」⇒「S」 | 【1】−D | 【2】−H | 【3】−H | 【4】 | 【5】 | 【6】 | 【7】 |
「S」⇒「M」 | 【1】−E | 【2】−H | 【3】−H | ||||
計 算 す る 内 容 |
現価、終価、年価を6つのパターンにより 金額変換する。詳細メニュー @:「P」⇒「S」 A:「S」⇒「P」 B:「P」⇒「M」 C:「M」⇒「P」 D:「M」⇒「S」 E:「S」⇒「M」 |
F:現価−終価 G:現価−年価 H:年価−終価 のいずれか2つ の金額と期間か ら利率を求める。 |
F:現価−終価 G:現価−年価 H:年価−終価 のいずれか2つ の金額と利率か ら期間を求める。 |
毎期(毎年)の 金額が等比的 に変化する場合 の現価および 終価と平均の 年価を求める。 |
毎期(毎年)の 金額が等差的 に変化する場合 の現価および 終価と平均の 年価を求める。 |
毎期(毎年)の 報収がマチマチに 変化する場合の [ただし初期投資 (C0)がある場 合は、それを 差し引いて] 正味現価および 正味終価と正味 年価を求める。 |
毎期(毎年)の 費用がマチマチに 変化する場合の [ただし初期投資 (C0)がある場 合は、それを プラスして] 正味現価および 正味終価と正味 年価を求める。 |
年価が、毎期首払い、期中払いの場合の求め方 ポケコンプログラムでは、年価(M)は、毎期末払いで計算しています。そこで、毎期首払い の場合や期中払いの場合は、次のように求めます。 ・期首払いの年価(M’)は、M’=M/(1+ i ) ・期中払いの年価(M”)は、M”=M/(1+ i /2) ただし、「 i 」は利率を示す。「M」はポケコンで求めた期末払いの年価を示す。 また、報収(R)の場合の、期首報収、期中報収は、次のように求めます。 ・期首報収の年価(R’)は、R’=M/(1+ i ) ・期中報収の年価(R”)は、R”=M/(1+ i /2) ただし、「 i 」は利率を示す。「M」はポケコンで求めた期末報収の年価を示す。 具体的な使い方 例題@は、現価「P」100万円、年利率6%、期間3年で、終価「S」を求める問題です。 (パターン・メニュー画面) PMS リツ ネン ヒ サ −C +C 【1】 1 2 3 4 5 6 7 ・ ・ 1 ENTER と入力します。 (詳細メニュー画面) PS SP PM MP MS SM? パターン @ 1 2 3 4 5 6 ? 1 ENTER と入力します。 (入力画面1) キンガク = 1 0 0 ENTER と入力します。 (入力画面2) ネン リリツ(%) = 6 ENTER と入力します。 (入力画面3) カカク UP (%) = 0 ENTER と入力します。 (入力画面4) キカン ネンスウ = 3 ENTER と入力します。 (出力画面) 3.ネン 6.% ケイスウ:1.19102 (P−>S):100.−−>119. 答は、119万円 となります。 |